ClearView
テクノロジー

ClearView ツールは、DxO PhotoLab から受け継がれたインテリジェントな単一のスライダー。写真のモヤを除去し、コントラストを引き立てます。

ワンステップのシンプルな操作で
モヤ、霧、スモッグ、水を削減

モヤ、霧、霞などの大気の状態、煙やスモッグなどは大気の透明性を低めてしまい、写真のコントラストやディテールが奪われてしまいます。水が濁っている場合も、画像が弱々しくなったり色褪せた感じになってしまいます。

このたび、Nik Collection の複数のプラグインに新機能の DxO ClearView が追加されました。このツールはモヤを削減し、シンプルなスライダーを調整するだけでコントラストとディテールを回復します

モヤ、霧、霞やスモッグとは?

モヤは、埃、煙やその他の乾燥した粒子に起因する微細な粒子により発生します。これらの粒子は大気の下層に広がるため、光がカメラに届く前に光が分散されてしまいます。

霧はモヤに似ていますが、水の粒子の拡散により発生します。視界が 0.8 km 以下になると、濃霧と呼ばれます。

スモッグは「Smoke (煙)」と「Fog (霧)」を組み合わせて作られた言葉で、化石燃料の燃焼により発生する大気汚染を指します。

clearview_before@2x.jpgclearview_after@2x.jpg

どうやって大気が暗くなるのですか?

太陽を写真の光源に使うとすると、写真の陰影には 2 つの原因が考えられます。

1 つ目の原因は、カメラのレンズにより被写体に反映された太陽光が、撮影者と被写体の間に存在する粒子によって吸収されたり散らばってしまった結果、被写体が弱まる場合です。

2 つ目の原因は、太陽光が粒子に当たって、レンズに直接跳ね返り、暗い領域が明るくなったり、レンズのコントラストが実際よりも低くなったりする場合です。

どのようにモヤや曇りを
削減できるでしょうか?

論理的には、モヤの除去にはそのシーンの各被写体の距離、光の分散量、光源を知る必要があります。

ところが、このような情報を収集することは不可能なため、代わりに、モヤがなければ写真がどのようになるかという推測をします。暗い領域は存在することになりますが、写真用語を使うなら少なくとも RGB カラーの 1 つが「正しくない」ことになります。

モヤを削除する処理により、光の分散を補完するために R、G、B 値がゼロに戻されます。それから、被写体の光の損失を考慮してシグナルが増強されます。

ClearView Plus はこれらの原則に基づき、ワンクリックで白いモヤを除去します。

clearview_05_01@2x.jpgclearview_05_02@2x.jpg
clearview_06_01@2x.jpgclearview_06_02@2x.jpg
clearview_07_01@2x.jpgclearview_07_02@2x.jpg